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ギヤマン通りから、広い庭の小道を歩いていくと、おぶせミュージアム・中島千波館はあります。平成4年(1992)に「潤いのあるまちづくり」を進める小布施町が日常生活に安らぎを与え、そして自己向上のための自発的な行動を地域文化として大切にしていくことを1つの目的として設立開館。ここには、小布施で生まれ現代日本画の中心作家の一人である中島千波氏の作品を紹介する常設展示室』、小布施の伝統文化財である祭屋台を収蔵している『屋台蔵』、年間を通して様々な展覧会が行われる『企画展示室』があります。『中島千波館』には中島千波氏から寄贈された約700点の作品の中から常時4、50点が展示されており、作家の若い頃から、現在に至るまでの作品を見ることができます。年に一回は全館を使って中島千波展が開催され、多くのファンが訪れるそうです。『企画展示室』では約2ヶ月間隔で年4〜6回の企画展が開催されます。絵画はもちろんガラス工芸・陶芸など幅広いジャンルの作品が紹介されています。「どの展覧会でもそうですが、どれか1つでも気にかかったり、心に染みる作品があります。その人・時によって、作品の見方・感じ方は違いますが、それをきっかけに作品を通して作家と、自分と向きあえると思います。作家は言葉で言い表せないことを作品によって表現していますから。作家の思いが伝わるような展示をしていきたいと考えています。」と学芸員の湯本さん。また、ミュージアム友の会の方々を中心に広いお庭のお手入れもしているのだそうです。「この庭も美術館の一部。庭を巡って花を見ることと絵を見ることは同じですから。暑い中も寒い中も大変ですが、汗を流して頑張っています。」とのこと。庭の片隅には木造館があり、小布施にゆかりの作家を紹介するスペースとして使われたり、ギャラリートークの場として作家との交流も行われています。四季折々の花や樹にふれ、ゆったり散歩も楽しめます。のんびりぶらりと訪れてみてはいかがでしょう。
●お知らせ●
4月23日(金)〜7月6日(火)まで『北信濃の作家・7人の現在(いま)』展と題し、今、活躍している北信濃ゆかりの油彩画家のグループ展を開催します。碓田順彦・浦野吉人・神林茂・駒村久彌・鈴木武樹・土屋貢・山田晃の7人の作品が展示されます。毎年信州ゆかりの作家を紹介する展覧会が開かれているおぶせミュージアムですが個展が多く、グループ展は珍しいのだそうです。「今回は個展とはまた違って、同じ油彩という道具を使いながらも7人それぞれの特徴を持った作品を見ることができます。モチーフもタッチもひとりひとり違っておもしろいんですよ。特に子供達には、学力強化ばかりではなく、情操教育として絵を見て純粋に楽しんでもらいたい。7人は北信濃で、個々に創作活動をしたり高校の教諭やセミナーの講師などをしています。すぐ身近にたくさんの画家がいることを知っていただけたらと思います。」とのこと。
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