|
オブセワイナリー(小布施酒造株式会社)さんは小布施町に慶応3年(1867)に創業された150年あまりの歴史のある酒屋さんです。しかしこの小布施酒造さん元は造り酒屋さんでしたが、昭和17年、戦時中米を酒屋に使わせるなという世間の風潮から、米を使わず、小布施の特産品でもあるりんごを使ってりんご酒の醸造を始めたのだそうです。それから戦時中〜戦後、そして現在に至るまで様々な種類のワインを世に送り出してきました。驚くのはその種類の多さです。りんごから始まり、巨峰、山葡萄、桃、柿、梨、プルーン、ブルーベリー、キウイ、さくらんぼや梅、苺などなど近隣の畑で取れる果実をワインにしてきたのだそうです。種類が豊富なことから全国各地の人が珍しいワインを買おうと訪れます。しかし、10年前からは、そういった多種多様なワインから本当に美味しいワインを!とのことから自社でヨーロッパ種の葡萄を植え、現在では3ヘクタールを越える葡萄畑で葡萄の栽培をしているそうです。フランス仕込みの葡萄作りと醸造技術は日本で見事に開花しています。その年ごとに数々の賞を受賞し、本場から認められたワインがここで作られているのです。
時代の流れの先を見た「全て自家で生産すること」によって得られる安心感。その力は他の大手メーカーやワイン関係者、プロの料理人、ソムリエなどが多く視察に訪れるほど。収穫時期には収穫祭が行われ、参加者はふだんあまり口にはいることのない加工用の小さい葡萄の甘さに(1個の実が小さいので生食として販売するには向かないらしいのですが)ビックリするのだそうです。普通の巨峰よりも糖度が高いのだそうです!美味しいワインを作るためには材料も美味しくなくてはダメなんですね。
随時ワイン製造の見学(仕込みは9月から)がOKです。ショップでは試飲もできます。輸入された原材料は一切使用しておらず、長野県内で採れたものばかりで作られています。場所はちょっと迷いそうな所にありますが、迷っても聞けばたどり着けます!行ってみる価値は充分ですよ!
|