飯田市の鼎出身のオーナーが打つこだわり蕎麦。
国道403号線から一本入った裏道に手打そば処鼎(かなえ)はあります。
鼎と言う店名の由来は、ご主人の出身地が飯田市の鼎であることと、「三本足のある中国の食器を鼎と呼ぶ事」に、「開店のとき家族三人で始める事」をふまえて鼎と命名したのだそうです。
店主の原正信さんは以前働いていたデザイン会社を辞め、その後長野市にある蕎麦屋(太田屋)で修行。平成11年7月に小布施に鼎をオープンしました。
十割蕎麦は一日限定二十食!
鼎のお蕎麦はどんなお蕎麦なのでしょうか?そのこだわり所を伺ってみると、「蕎麦は質の高いものを、実際に味わって選び、挽き方を指定して石臼挽きしてもらっています。ここではお客様の好みで選んでいただけるように香りの良い田舎風十割蕎麦とあっさりしなやかな二八蕎麦をご用意しています。その二種類それぞれにそば粉の挽き方もかえています。」と原さん。
十割蕎麦は一日限定二十食!取材にお伺いした日は両方とも完売!!
だしやわさびにもこだわっています!だし材の鰹節などはその日に自分で削り、削りたてをだし取りするそうです。わさびは安曇野産本わさびを使用されているそうです。
お蕎麦以外にもお酒のおつまみに冷たいそば豆腐やそばがきも人気でアツアツ、モチモチなめらかな食感が好評なのだそうです。普通のそばがきとはひと味違います。
小布施周辺ではポピュラーな、自家製からし茄子も人気で、お持ち帰りする人も多いのだとか。こだわりいっぱいなのに宣伝は控えめ、でも口コミやリピーターで賑わっています。食べてみたくなったでしょう?