旬の趣き、現代の粋
2013年4月にオープンした「きなり旬粋」は、「旬」の素材を活かした味のある逸品を「粋」にコーディネイトしたオリジナル商品を多数そろえた店舗。木目と白を基調にした店内は洗練された雰囲気を感じさせる。特長は、希少ながらも全国でもトップクラスの品質をもつ長野県産「米」と、小布施の象徴でもある「栗」を使用し大切に作ったお菓子や、テイクアウトもできるスイーツの数々。四季折々の「旬」と粋でスタイリッシュな品々、さらに「きなり=喜び」「生なり=無垢で素材感を大切にする心」に対するこだわりが一つひとつの商品から感じ取れます。
小布施ならではの栗を使った自慢のスイーツ
店のいちおしスイーツは、ここ小布施ならではの栗を使ったもの。「栗きなり」は、栗きんとんをこし餡で包み焼き色を付けたシンプルな和菓子。「栗らくがん」は栗と和三盆、砂糖のみを使った職人さんの手作りの逸品。「米和バーム」は長野産の米粉に、小布施産栗はちみつを使用したもっちり、しっとりの特製バームクーヘン。
どれも味に自信のある自慢のひと品。お友達へのお土産にもいいのですが、自分へのお土産としてもいかがでしょうか。
テイクアウトもおすすめスイーツ
きなり旬粋ではクレープやアイスサンデーなど常時テイクアウトができるスイーツがいくつもある。特に注目は米粉クレープ。全品、生地に長野県産米粉を使用。注文を受けてから一枚、一枚丁寧に焼くので作りたての美味しさが味わえます。常時20数種類以上のクレープがありますが、たとえば秋のおすすめは「栗とマロンアイス・マロンクリーム」など季節ごとに美味しさを味わえます。
もうひとつのおすすめは、長野県産米粉を使った「米粉おやき」。米粉を使ったものはとても珍しく食感はちょっともっちり。具材はおやきの定番、野沢菜、しめじ、栗小豆の3種類。県内の方にも、県外の方にもぜひ味わってほしい味です。
和モダンの雑貨でお土産にひと工夫
店内には食品の他に和モダンの雑貨も取り揃えられています。中でも手ぬぐいは充実していて、旬粋オリジナルの手ぬぐいとして、手ぬぐい専門店の「かまわぬ」とのコラボ商品もあり、ここにも粋の演出を感じさせる商品が揃っている。
単なるお土産品でなく、持ち帰るとちょっとぜいたくな気分にさせてくれるものが揃っている、そんな雰囲気をぜひお楽しみください。