プチ・フランス、或いはひみつの宝石箱のように。
パティスリーロントはお客様から次のようなラブレターが届くほどのお店です。
「街中から少し離れた路地に面して、シックな佇まいのパティスリーを見つけた。
よく晴れた日の夕暮れで、青く染まる景色の中でひとつだけ気になったオレンジ色の灯り。
ウィンドウにディスプレイされたマカロンやクグロフ型。まるで巴里の街角のお菓子屋さんをのぞいているような感覚。
ショウケースには色とりどりのケーキが所狭しと並んでいて、宝石箱をひっくりかえしたみたいだ。
〜中略〜
見つけたばかりの宝石箱みたいな小さなフランス。甘い魔法がまだとけない。」
普通の洋菓子店と違いケーキだけでなく、本格焼き菓子、砂糖菓子、チョコレートが並んでいます。
食べ応えがあり、存在感のあるフランス菓子は、奥行きのある大人の味。
ちょっと他では味わえない風味の菓子が多い。
樋田シェフは経歴がすごい。
この本格的フランス菓子をつくるのは樋田昌朗(とよだまさあき)シェフ。
ラ・ロシェル(東京渋谷)料理の鉄人 坂井宏行シェフのお店でデザートを5年。
オーボンビュータン(東京尾山台)フランス菓子第一人者 河田勝彦シェフのお店で
5年。
その後フランス西南部にあるチョコレートで有名なMichel belinと星付きレストランで1年。
長野東御 胡桃菓子 花岡を経て2006年4月小布施にパティスリー ロントをオープン。
店内10名 テラス6名まで気軽に店内でコーヒーも飲めます。
その場で好きなフランス菓子とゆっくりした時を過ごすのもいいですね。
ひとつひとつの工程を丁寧に仕上げる、見た目ははなやかだが地味な作業だという。
丁寧な仕事の積み重ねで出来上がる本格フランス菓子。
樋田シェフは妥協しない方のようです。
「海外に行って、おすし屋に入って「えーこれが寿司?」というようなへんてこな
ものも多い。パティスリーロントはフランス人の方が来店してもこれはフランス菓子
だと言われるものを日々作り続ける努力をしています。」
おすすめは
「ロント」濃厚なチョコレートクリーム・栗入り 450円
「パラディ」フランス産のチーズを使ったレアチーズと赤い実のゼリー400円
「エクレール」一般でいうエクレア。250円
ちょっとした軽食もあります。クロワッサンにホワイトソースと生ハムをサンドし
グリエールチーズをのせて焼き上げたサンドイッチ、クロワッサンジャンボン。
土・日のみ、ピザもあります。店内BGMはフランスのラジオ放送。
好きな焼き菓子を選んで箱詰めも。これは贈り物にもいいですね。