HOME > 小布施突撃街角リポート >  みごとな循環農業で感服! 「くりのみ園」

 
国道403号から、すこし入った静かな田園風景のところにある「くりのみ園」。ここではなんと放し飼いで育てられたにわとりが毎日おいしい卵を生んでいます。

とにかく静かで、東に雁田山、西に北信五岳を望み景色がいい。空気もいい。ここのにわとりは元気です!なんせ自然に育ってます。とうもろこしなどを主にえさにしているそうですが、春になると園のまわりにはえているハコベなどをみんなで摘んであげたりするのだそうです。

とれる卵は黄身が濃くもなく、薄くもなくやさし〜いたんぽぽ色です。着色料もなにもはいっていない自然な色。鶏舎を見せていただきましたが、みんな元気にココココと動きまわっていました。そのなかにとさかのついた立派なおんどりもいます。(いや、ほんとに貫禄ありました。)むかしながらの自然なやり方で卵を生産しています。生食がとてもおいしいと評判だそうです。

くりのみ園は、平成9年に福祉農園として発足。知的障害者の方20人と職員12人で運営されています。 卵のほか、2.5ヘクタールの農園で有機野菜もつくっています。(こちらは 若槻、稲里の生協さんで手にはいります。) ほんとうに、循環農業。畑のものも、鶏ふんもすべて堆肥化して土にもどす。おおらかで、ゆったり。でも、なにをやるにも健康にこだわる姿勢がうかがえます。

くりのみ園の園長、島津隆雄さんは飾らない穏やかななかにも芯のある方。「ゴミがでない、 出て行くのは収穫物のみですわ。」と園長さん。 「卵アレルギーでも、うちの卵は食べれるっていう人がいるんだよなあ。アレルギーのことはよくわかんないけどそういうふうに言うんだから、そうなんだろうなあ」ともおっしゃってました。(もちろん個人差はあります!)

「食の安全=根本、それこそ豊かさなのでは。」園長さんのこだわりです。紫米 卵卵油 奈良漬などその他健康にいいものもたく さんあります。1P10個入り263円。 町内のスーパーでも手にはいります。 贈答用もあります。

社会福祉法人くりのみ園
〒381-0208
長野県上高井郡小布施町大字都住1238-2
TEL:026-247-6330
第2・第4土曜 日・祝休み
P20台可
http://www4.ocn.ne.jp/~kurinomi/index.html




 
 
 
 
 
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