須坂第一の大社(たいしゃ)であり、昔は町の祭政(さいせい)の中心であった。
昔、神社には宮(みや)などは無く、芝原に依代(よりしろ)を立て神を降臨(こうりん)させていた。
後にその場所に宮を建立し、現在のような形となったのだという。
この神社も昔は芝の生えたお宮だったので、今まで「芝宮(しばみや)」として名が通っているのかもしれない。
江戸時代、須坂藩主の「芝宮」へのあつい信仰は庶民にも伝わり、
県下有数の「祇園(ぎおん)祭(まつり)(※1)」が行われるようになった。
その盛大な祇園祭は現代にも続いている。
※1須坂祇園祭:7月21日〜7月25日
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